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初心者上達ポイント

初心者向け3DCGの題材選び(モデリング可否の選択)について

題材選び

3DCGのモデリングや表面材質の話をしていますが、その前の工程を話していなかった事を思い出しました。

初心者には題材選びがとても重要

そしてそれは初心者にとって重要な内容でした。

始めに、「何を作るか」を決める事です。

少しHimenoの昔話をしますと、Shade3D(当時ソフト名はShade)を初めて購入した時期に、人間のモデルが最初から登録されていて、ポーズを自分で決めるだけで人物の3DCGがすぐに作れる3DCGソフト”Poser”や、景色を作るために特化した3DCGソフト”vue”があったと記憶しています。

Shade3Dを購入したばかりのHimenoは、他のソフトなんてなくても、Shade3Dさえあればこの世の全て、実物も空想の物も作れると思っていました(金銭的にShade3D以外のソフトを買う余力なんてとてもなかったという方が本音かもしれませんが)

しかし、現実はなんでも3DCGで作れる、という訳ではありませんでした。

3DCGで作れないもの、3つの限界

3つの限界とは、

  1. ユーザーの技量
  2. ソフトの能力
  3. マシンパワー

1.ユーザーの技量の限界。

これが初心者には大きい要因ですが、以前お話しした通り、モデリングするためには、ユーザーがその形状を”理解”しなくては作れません。見た事がある、想像したことがある、だけではいけません。どんな形をしているのかを把握している事を指します。

例えばHimenoは曼珠沙華(彼岸花)が作れません。道端に咲いていて何度見ても、花弁がどういう構成なのかわかりません…余談ですが。

2.ソフトの能力の限界。

Shade3Dのモデリング機能は、始め自由曲面と言われる、複数の曲線を帯状につないで面とする方式のみでした。これは洋服等の布製品の表現にはとても相性が良い反面、例えばアリの巣のような複雑に入り組んだ形状には不向きでした。

今のバージョンはポリゴン編集機能も充実しましたのでその問題もかなり解消されています。また、基本機能ではモデリングが不可能な粉末・噴煙・羽毛等も別途追加機能で対応しています。

ソフト上作れないものは、ソフトメーカーの企業努力によって改善は行われていますが、それでも作っている時に壁に当たる事はあるでしょう。

3.マシンパワーの限界。

現代のパソコンは家電量販店で一般に売られているものでも十分性能がありますので、3DCGソフトを起動・動作させる上では問題ありませんが、複雑な形状を多数作るなどの情報量が多い場合は使用するパソコンのマシンパワーが要求されます。主にCPU,メモリ,グラフィックボード性能が関わってきますが、プロ仕様ともなると価格が跳ね上がりますので初心者にはお勧めしません。

初心者が取り掛るべき3DCGの題材

これらを踏まえて、先ず初心者はどんなものを作るか、ですが、

単純な、幾何学的な形状(丸、三角、四角)で表現できる程簡単で、全くそういった幾何学性が見られず、形状が認識しずらくかつ複雑なもの程作るのが難しい・作れないものとなります。

すこし具体的にすると、直線で構成される固形の人工物が簡単で、柔らかく形状が不規則な天然物が難しくなります。

つまり筆記用具等の生活品はハードルが低く、動物、まして人間ともなるとかなり難しいです。

車やロボットも人工物ですが、部品数が多いのでハードルは高いです。見えない裏側のネジ一本まで作りこむか、一番外側のカバーだけを作るか等、いざ作るとなって考えると色々と悩む問題が出てきます。

これも練習ですが、どんな題材が簡単に作れて、かつ見映えが良いかと言うのを選ぶのを考えるのも、慣れると悩む時間が少なくなります。

自分が「これを作りたい!」という思いはもちろん大切ですが、あまり最初から難しい題材にチャレンジして頭をパンクさせずに、ひとつひとつステップアップを進めて貰えれば良いかと思います。

3DCGの人
人物の3DCGが結局一番難しい人型モデリングは3DCGの最難関 3DCGで何を作りたいか、以前題材選びについて書かせて貰いました。 https://sakae...
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